ごあいさつ
「ウェルビーイング21訪問介護事業所・居宅介護支援事業所」は、介護や福祉に志のある仲間が集まり、2014年10月に皆様のお蔭さまをもちまして設立し、介護の仕事を始めることとなりました。
「ウェルビーイング(well-being)」とは、世界保健機関(WHO)が作成した造語で、肉体的にも、精神的にも、社会的にもすべてが満たされた状態のことです。人生100年時代を迎える日本において、介護はそれを受ける方にとっても、支える方にとっても大きな負担となる可能性があります。しかし、私たちはご利用者様やご家族様と出会わせていただくなかで、介護は家族のつながりを深め、新たな関わりを結びなおす機会でもあると捉えています。そのような介護を通して「この人生でよかった。この家族に出会えてよかった」と思っていただけることこそ、私たちが考える「ウェルビーイング(well-being)」であり、超高齢社会となった日本を根本から元気にする原動力になると信じています。そのような「からだ」も「こころ」も「つながり」も元気を取り戻す介護を目指し、スタッフ一同、技術の向上と共に、自己覚知と他者理解を深めてゆけるよう努めてまいります。
未熟な点は多々あるかと存じますが、皆さま方からのご指導をいただきながら、21世紀に求められる介護に少しでも近づいてゆけたらと願っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
2023年4月
所長 山田理恵子